膝関節について
1.
膝の動きを滑らかにする、関節液を作る器官を滑膜と言います。
2.
普通、血管内にある細胞が関節腔内に遊走する。
3.
この細胞が滑膜細胞を刺激し、軟骨表面に滑膜細胞を増殖させます。
4.
増殖した滑膜細胞が酵素をだし、軟骨を破壊していく。
この増殖した滑膜細胞の集まりをパンヌスいいます。
5.
増殖したパンヌスより酵素が生産されます。
生産された酵素により軟骨が溶かされていきます。
そのため、軟骨がだんだん侵食され、骨表面が凸凹になっていきます。
6.
軟骨が消失していくにつれて、関節の間が狭くなり、骨同士がぶつかり、ひどい痛みが生じる。
7.
膝の骨が歩くたびにこすれ、ゴリゴリ・ボリボリといった音が膝から鳴ります。
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