放射線科

放射線科からのご案内

当院放射線科で主な業務は

  1. 一般撮影装置
  2. X線テレビ装置
  3. CT装置
  4. 乳房撮影装置
  5. MRI装置
  6. 骨密度測定装置(DEXA)
  7. X線ポータブル装置
  8. 術中イメージ装置

一般撮影(胸部・腹部・骨など)が主な撮影です

☆CR装置を導入しています。

フィルムを使用せず、モニター診断(フィルムレス)を行っており、各科外来・病棟に高精細のモニターがあり、どこでも見ることができ診断しています。(過去の画像と比較して見ることが可能)

*CR装置とは・・

従来のフィルムに代わり特殊な蛍光板を用いコンピュータに画像データを取り込みます。画像処理(画像の拡大など)が、容易に行えます。医療用画像診断モニターによる診断に有効なシステムです。

透視撮影(X線テレビ装置)

テレビモニターを使用する透視装置で(DR装置・デジタル式)胃部検査・大腸検査・整形外科領域では骨折や脱臼を整復し、様々な検査に使用します。

胃の検査

前日の夕食は普通に出来ます。(21時以降禁食)
検査当日の朝食は禁食です。
胃を膨らますための発泡剤を飲み(ゲップは禁)
その後バリウムを飲みながら検査をします。

大腸の検査

前日昼食から検査食になります。
大腸を空にするため、下剤を服用していただきます。
バリウム・空気を大腸に入れて検査をします。

被ばくについて
X線・放射線と聞くと怖い恐ろしいイメージをお持ちの方が多いようですが、医療における放射線量は非常に少なく殆ど心配する必要はありません。通常の検査では発ガンの危険性は非常に少なく、喫煙によりガンになる確率や交通事故に遭う確立に比べて小さいことがわかっています。
私たちも常日頃より、より良い医療をめざし努力をいたしております。安心して検査をお受け下さい。

CT検査

体を輪切りにするようにX線撮影し、コンピュータで処理を行い画像作成します。コンピュータ処理の高度化により、CT画像は多方向から見た画像、3D画像などいろいろな画像が提供できます。

主な検査部位は

頭部(脳腫瘍、脳梗塞、脳出血など)
胸部(肺腫瘍、肺炎など)
腹部(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など)
骨盤(膀胱、子宮、卵巣など)
整形外科では骨折、関節疾患など全身を検査することが出来ます。
外科検査として、炭酸ガスを利用した大腸CT検査も行います。

乳房撮影装置(マンモグラフィ)

マンモグラフィとは乳房を撮影するX線装置のことです。
乳ガンなどを早期に発見できる検査の一つです。触診でわからない腫瘍や石灰化を映し出すことができ、早期発見に役立っています。

MRI検査(1,5テスラ超電導)

MRI検査は磁力を使用する検査です。コンピュータで処理を行い画像作成します。
それにより体内の臓器を任意の断面で見ることが出き、いろいろな病気を見つけ出すのに威力を発揮します。

主な検査部位は

頭部(脳腫瘍、脳梗塞、脳出血、脳血管など)
腹部(肝臓、胆嚢、膵臓など)
骨盤臓器(膀胱、子宮、卵巣など)
整形外科(脊椎、股関節、関節、骨腫瘍など全身の骨全部)

骨密度測定装置(DEXA)

骨密度とは、骨の中にあるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分がどのくらいの量があるのかを測定します。微量な放射線を腰椎、大腿骨に照射し、その画像をコンピュータ解析によりミネラル分の量(骨密度)を測定します。骨密度を測定することにより骨粗しょう症の早期発見、早期治療に役立てます。

フィルムレス(電子保存)

PACS(医療画像情報システム)を導入して画像データの管理を行っています。各診療科の画像診断、院内ネットワーク、外来業務・入院業務のスムーズな連携を実現しています。